社会・全般
2013年4月14日(日)9:00
被災者に情報提供/市立図書館
福島の地元紙閲覧開始
宮古島市立図書館(砂川隆館長)で10日から、福島民報と福島民友新聞の閲覧ができるようになった。
砂川館長は「福島県から地元紙2紙が届いている。宮古島で避難生活を送っている東日本大震災の被災者の皆さんに少しでも地元の情報を届けられたらと思っている。ぜひ活用してほしい」と呼び掛けている。
両紙は「ふるさとふくしま帰還支援事業(地元新聞提供事業)」として福島県が県外の図書館などの公共施設や避難者が集う交流拠点を対象として、避難者の閲覧に供するために送付している。
県内では宮古島市立図書館をはじめ、県立図書館など9カ所。宮古島市立図書館には週1回、金曜日に届く。
宮古島に避難している東日本大震災の被災者は13日現在、福島から29人、宮城から5人、千葉から2人、岩手から1人の計37人。
市立図書館の開館時間は午前10時~午後7時まで。土曜日は午後6時、日曜日は午後5時まで。月曜日と祝日は休館。