福里悠(宮高)全国準V/重量挙げ
トータル167㌔自己新
ウエートリフティングの第15回全国高校女子選手権大会は21日、滋賀県の高島市今津総合運動公園で行われ、女子63㌔級に出場した宮高2年の福里悠が自己新のトータル167㌔(スナッチ77㌔、ジャーク90㌔)を挙げて準優勝した。23日帰島した福里は「全試技の成功と自己記録の更新という目標を達成できたので満足している」と喜んだ。
福里はスナッチ、ジャークともに自己記録を更新する会心の試技を見せた。スナッチは3回目に77㌔を挙げて大会記録を更新し、会場を沸かせた。ジャークも自己新の試技だったが、優勝した京都鳥羽高の柏木麻希に11㌔の差で敗れた。
福里は今年3月の選抜大会も2位、このときも上には鳥羽の柏木がいた。今回の試合を踏まえ福里は「差が縮まっているという手応えを感じた。全国制覇が目標なので、来年に向けて頑張りたい」と話した。
一方、女子69㌔級には同校3年の上原美奈実が出場し、トータル119㌔で全国11位に入っている。
福里、上原は23日、宮古空港で学校関係者の祝福を受けた。川満健校長は「今回の結果は日ごろの練習のたまもの。さらに上を目指して頑張ってほしい」と祝福と激励を込めた。
福里は「自分の記録を9㌔上回ることができたので良い大会になった」と満足した表情で話した。一方の上原は「目標の全国大会に出場することができて良い経験になった」と話し、それぞれ祝福に感謝した。