社会・全般
2013年10月10日(木)9:00
市内上空に漏斗雲
竜巻注意情報を3回発表/宮古島地方気象台
宮古島地方は9日、大気の状態が不安定な状況となり、市内上空に地面へ向かって細長く伸びる漏斗雲が発生し、各地で目撃された。漏斗状の雲は地上に達しなかったため竜巻にはならなかった。
宮古島地方気象台によると漏斗雲は1回目が午前11時12分~同18分までの6分間、同気象台から南西2㌔地点で確認された。2回目は午後0時3分~同6分までの間に同気象台南西3㌔地点で確認された。
同気象台では、午前11時18分に「竜巻注意情報」を発表。その後、午後0時22分、午後1時24分と計3回も出され、市民に注意が呼び掛けられた。
同気象台で今年、「竜巻注意情報」が出されたのは3月29日と6月3日に次いで3度目。また、漏斗雲の発生を確認したのは7回あり、6月には池間島付近の海上で竜巻を確認している。
「竜巻注意情報」は、「今まさに竜巻などの激しい突風の発生しやすい気象状況になっている」と判断した場合に発表している。