フィリピン台風被害に義援金を
チャリティー演芸会開催へ
宮古婦人連合会(島尻清子会長)と宮古在住のフィリピン出身の女性たちは11月28日夕、下地農村環境改善センターで会見を開き、台風30号で未曾有の大災害に見舞われたフィリピンの人たちに義援金を送るため、12月7日午後6時に同改善センターで「美らしまづくりチャリティー演芸会」を催すと発表した。会見では同婦連で活動する「フィリピン・マブハイグループ」(宮平アレン代表)らのメンバーが出席し来場を呼び掛けるメッセージを発した。
島尻会長は同演芸会を開催する経緯について説明した上で、「フィリピン出身の婦人の皆さんには日ごろから連合会の催しなどで多大な協力を頂いている。同グループの皆さんから支援の依頼があり、快く開催を決定した。多くの市民の協力を仰ぎたい」と述べた。
フィリピン・マブハイグループの友利ジョイさんが英語でメーッセージを読み上げ、「私たちは宮古島でとても楽しく生活している。去った台風30号で故郷の多くの人たちが困難な状況に置かれている。演芸会の入場料を義援金として送りたいので、皆さんのご協力をお願いしたい」と市民への協力を呼び掛けた。
入場料は500円。プログラムは全16演目を予定しており、このうちマブハイグループは5演目に出演する予定だ。問い合わせ先は宮婦連事務局・電話・76・3795(日本人用)、友利ジョイ・電話・090・4341・5604(外国人用)まで。