30回の節目に総理大臣杯/全日本トライアスロン宮古島大会
「名実ともに日本一の大会」/下地市長が会見で発表
今月20日に開催される「第30回全日本トライアスロン宮古島大会」で国内のトライアスロン大会では初めて内閣総理大臣賞および杯が新設されることとなった。4日に行われた記者会見で大会長の下地敏彦市長がこれまでの経緯を説明するとともに総理大臣杯の新設を喜んだ。
宮古島大会は、今年で30回目の節目となることから、市では3月11日に総理大臣杯および杯の新設申請を文書で行った。
同25日には山本一太沖縄及び北方対策担当大臣に下地市長が要請行動を行い、今月4日午前の会見で山本大臣が新設を発表した。
山本大臣の会見を受けて下地市長は「これで名実ともに宮古のトライアスロンが日本一の大会となった。これからも世界一安全な大会として盛り上げていきたい」と述べた。
総理大臣杯は、総合の部の優勝者に授与する。現行の沖縄・北方対策大臣賞は女子の部優勝に授与される。
大会の表彰式では、両賞を内閣府の後藤田正純副大臣が総合優勝と女子優勝に授与する予定。
宮古島大会では、沖縄及び北方対策対策担当大臣賞が20年にわたり授与されている。
1985年に大会がスタートとして以来、宮古島大会は国土長官賞、自治大臣賞、日本生活文化大賞などの表彰実績がある。
総理大臣杯新設について、下地市長は「アスリートの大きな目標と励みになり、トライアスロンを通した国民の健康づくりや生きがいづくりのほか活力ある国民生活に貢献できると思う」と述べた。