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政治・行政 社会・全般
2014年10月1日(水)9:00

空港-伊良部路線 3社とも新規開設へ/市バス対策会議

競合による不採算懸念も


バス会社担当者から路線見直し予定などについて説明を聞く委員たち=30日、市役所平良庁舎

バス会社担当者から路線見直し予定などについて説明を聞く委員たち=30日、市役所平良庁舎

 2014年度宮古島市バス対策会議委員辞令、委嘱状交付式と第1回市バス対策会議が30日、市役所平良庁舎で開かれ、路線バス運行3社の13年10月から14年9月までの対象路線実績を補助対象として承認した。今後の計画として3社は、伊良部大橋開通後に宮古空港と大橋を結ぶ新路線を開設する方針を表明。委員からは3社が競合することで3社とも採算が取れなくなる恐れがあるとの懸念が示された。

 市内の路線バスは現在、宮古本島内では宮古協栄バスが6路線、八千代バスは2路線、伊良部島では共和バスが1路線を運行している。来年1月31日の伊良部大橋開通を見据え、市では3社が相互に乗り入れる結節点となる停留所を、平良港のマティダ市民劇場裏(海側)広場に整備することを決め、路線バス各社に路線見直しを呼び掛けてきた。

 会議では3社の担当者が、大橋開通後に、大橋伊良部側と宮古空港、結節点停留場などを結ぶ新路線を開設する予定であることを説明した。それに対し委員からは、市、県から多額の補助金を受けている3社が一つの路線で競合することに疑問を呈する意見が挙がった。

 対策会議副議長を務める下地信男市観光商工局長は、県、総合事務局とこれまで協議を重ね、3社競合ではなく共同運行などを提案して調整を図ってきたがまとまらなかったこと、競合するということは黒字が見込めていると判断できるため、補助対処路線とはならないことなどを説明。最大の懸念としては3社とも赤字となり、同路線から撤退した場合、大橋を渡る市民の足が無くなることを挙げた。

 今後、各社が総合事務局に新路線開設の申請を行った場合、書類に不備がなければ全社の申請が承認される見込み。

 3社の13年補助会計年度(13年10月~14年9月)損益状況はいずれも赤字で、経常利益は宮古協栄バスがマイナス2814万2000円(前年実績マイナス2755万5000円)、八千代バスはマイナス2485万2000円(同マイナス2203万3000円)、共和バスはマイナス1317万5000円(同マイナス1326万2000円)。

 年度分の県、市負担分補助金交付実績の合計は、宮古協栄バスが2691万1000円、八千代バスは2210万2000円、共和バスは1080万9000円だった。


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