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産業・経済
2015年1月23日(金)9:00

製糖工場フル稼動/14-15年期操業

昼夜問わず圧搾作業


24時間フル稼動で操業を行っている製糖工場=21日、下地上地の沖縄製糖宮古工場

24時間フル稼動で操業を行っている製糖工場=21日、下地上地の沖縄製糖宮古工場

 サトウキビの2014-15年期製糖操業が順調に進んでいる。天候に恵まれて各工場とも24時間フル稼動で対応、昼夜を問わず圧搾作業を行っている。

 沖縄製糖宮古工場の原料搬入場は常にサトウキビが満杯の状況だ。夜になると複数のライトを点灯させて作業。黄色の専用クレーンを作業員が操作し、大量のサトウキビをつかみ上げて圧搾用の機械に投入する作業が繰り返されている。

 今期は各工場ともに高品質取引が続いている。先月19日に操業を開始した沖糖宮古工場の1カ月の概況によると、平均糖度は14・34度。原料の5割が基準糖度帯(13・1~14・3度)を超える品質だった。

 宮古製糖城辺工場は今月7日に操業を開始。1週間の累計平均糖度は13・87度と上昇を続けている。

 同伊良部工場の1カ月累計平均糖度は14・99度と宮古4工場の中で最も品質が良い。同多良間工場も14度台の取引が続いている。

 宮古地区全体の今期生産見込み量は34万㌧。質、量ともに豊作型のサトウキビとなっている。


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