社会・全般
2015年4月21日(火)9:00
一足早く「サニツ」/いけまシマ学校
貝や魚の採り方学ぶ
いけま福祉支援センター(前泊博美理事長)の第12回目となる「いけまシマ学校」(儀間利津子校長)が20日、池間島の池間大橋近くの浜で行われ、地域のお年寄りと池間、宮島、狩俣の3幼稚園の園児7人が一足早くサニツ行事の浜下りを楽しんだ。
あいさつで儀間校長は「昔から旧暦の3月3日は島の人たちが浜下りして身体を清めてきた。きょうは島のお年寄りから貝やたこ、魚の上手な採り方、捕まえ方を学んでほしい」と呼び掛けた。
園児たちは、潮の引いた浜で、お年寄りたちと一緒に潮だまりや岩の間を探しながら「あっ魚がいた」「ヒトデもいる」「これなーに」などと質問をしながら潮干狩りを楽しんでいた。
このシマ学校は、高齢者の誇りや生きがいを取り戻すこと▽民泊における雨天の時のメニューとしての活用▽地域文化の直接的な継承-などを目的に、ニッセイ財団「地域福祉チャレンジ活動助成」を受けて行われている。