11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
政治・行政
2015年12月9日(水)9:02

友好交流視野に意見交換/市、アゼルバイジャン共和国

今後、情報交換を確認


友好交流視野に市とアゼルバイジャン共和国が意見交換=8日、市平良庁舎

友好交流視野に市とアゼルバイジャン共和国が意見交換=8日、市平良庁舎

 宮古島市と駐日アゼルバイジャン共和国の意見交換会が8日、市平良庁舎で行われた。同会は海外に販路を拡大、ビジネスを展開しようとする経営者たちが集まって組織する「越境会」(石田和靖会長)の仲介で実現した。今後、アゼルバイジャンの自治共和国・ナヒチェヴァン自治共和国との交流を視野に入れた意見交換会となった。同日夕、駐日アゼルバイジャン共和国大使館のギュルセル・イスマイルザーデ特命全権大使が来島した。

 出席した下地敏彦市長、駐日アゼルバイジャン共和国大使館のR・ミルザエフ一等書記官は、両自治体が戦略的、相互補完関係を構築するためにお互いに提供できることなどの情報交換をすることを確認した。

 下地市長は「宮古島はエコアイランドとしてCO2(二酸化炭素)削減に取り組んでいる。国内でも先進的な立場にあると思う。視察してもらい、意見を交換することで、絆が深まればと期待している」とあいさつした。

 ミルザエフ一等書記官は「アゼルバイジャンは若い国だが、いろいろな国と友好関係を築きたい。また、アゼルバイジャンの地方と日本の地方との交流もつくり、経験の交流もしたい。宮古島市とナヒチェヴァンと、経済、人的な友好交流をしてほしい」と述べた。

 意見交換会には市議会の棚原芳樹議長、宮古島商工会議所の下地義治会頭、県宮古事務所の久貝富一所長、宮古島観光協会の砂川靖夫副会長らと越境会の石田会長ほか、同会会員が出席した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!