砂川大志君に署長賞/海上保安庁図画コンクール
入賞者に賞状と副賞
第16回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクールの表彰式が19日、平良港湾合同庁舎であった。宮古島海上保安署長賞を受賞した西城小2年の砂川大志君ら計8人を表彰し、感性豊かな作品をたたえた。
宮古地区では小学生120点、中学生8点の計128点の応募があった。審査の結果、同署長賞と海上保安協会沖縄宮古支部長賞に計6点が選ばれた。
表彰式で同署の山本雅司署長は「128点を審査して力をもらった。この宮古島の海を守ろうと、保安官全員が強い気持ちを持つことができた。宝の海をみんなで守っていこう」と子供たちに呼び掛けた。
この後、山本署長と同協会沖縄宮古支部の新垣盛雄支部長が入賞者一人一人を表彰した。海上保安協会沖縄地方本部長賞と海上保安友の会沖縄支部会長賞の伝達表彰も行った。
上野中1年の仲宗根莉愛さんは、砂浜や海面のごみを見て思った気持ちを作品に込めた。入賞者代表あいさつで「ごみは生物や環境に影響を与える。一人でも多くの人に『海を大切にしよう』と思ってもらえるよう願いを込めて描いた。この美しい海がずっと続いてほしい」と話した。
同コンクールは海洋環境保全思想普及活動の一環で実施。入賞者の作品は、21日から宮古空港の1階ロビーに展示される。
入賞者は次の通り。
【宮古島海上保安署長賞】▽小学低学年の部=砂川大志(西城小2年)▽同高学年の部=伊良部野花(南小6年)▽中学生の部=仲宗根莉愛(上野中1年)
【海上保安協会沖縄宮古支部長賞】下地結菜(東小2年)、川平聖(同5年)、兼島竜平(平良中3年)
【伝達表彰】海上保安協会沖縄地方本部長賞=垣花拳太郎(上野中3年)▽海上保安友の会沖縄支部会長賞=仲間友美(久松小1年)