公表求め文書で送付へ/地下水審議会議事録
市経工委 本会議採択後、市長に
市議会の経済工務委員会(仲間則人委員長)は23日の委員会で、請願書の「陸上自衛隊駐屯地建設事業計画が地下水に与える影響について審議する宮古島市地下水審議会の公開での実施」について審議した。同委員会では、「議事録の公表」のみを採択する「一部採択すべきもの」と決している。この日の委員会では、25日の最終本会議で「一部採択」が採択されれば、議長名で議事録を公表するよう文書で下地敏彦市長に送付することを全会一致で決定した。
同請願書は「てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会」(楚南有香子共同代表)が提出。15日に同委員会で審査された。
審議会の公開での実施については、「公開することによって、委員間の率直な意見交換などができかねる場合もあることが考えられ、公開は好ましくない」とした一方、議事録の公表については「審議会終了後、速やかに公表すべきである」として、一部採択すべきものと決した。
下地市長は17日の市議会一般質問で、前里光恵氏の質問に対し「これまでも申し上げている通り、審議会の決定後、公表する」と答弁した。