グランプリは「球道」/島の駅みやこ・島弁グランプリ
「ロコモコ弁当」高評価
「島の駅みやこ」が企画・実施した「島弁グランプリ2016」の審査結果が6日発表され、「球道」(宮國泰弘代表)の「ロコモコ弁当」がグランプリに輝いた。宮古牛のハンバーグに島産の卵でつくった目玉焼きを添えるシンプルな弁当で高い評価を得た。
島弁グランプリの審査は先月30日から6月5日にかけて行われた。弁当を食べた市民が、見た目や味を評価して投票、最終的に得票数の多い弁当がグランプリを受賞する仕組みだ。期間中は63人が投票し、球道の弁当の得票は21人だった。
宮古牛のハンバーグに半熟の目玉焼きを載せたロコモコ弁当はボリューム満点。周囲には島産のレタスやゼンマイ、オクラを使ったサラダを盛って彩りを加えた。デザートにはアロエベラを使った。審査期間中、店内に並べた弁当10食は毎日完売する人気ぶりだった。
6日午後、島の駅みやこの企画担当者の友利篤史さんが賞状を授与した。宮國さんは「賞をいただき光栄に思う。店の定番メニューにすることも考えたい」と話した。また、島の食材を味わえるグランプリの開催趣旨を絶賛し、「とても良い企画なのでこれからも続けてほしい」と期待した。