宿泊施設数、宮古がトップ/県内実態調査
客室数と収容人数は4位
【那覇支社】県文化観光スポーツ部は21日、2016年の県内宿泊施設実態調査結果を発表した。宮古島市は宿泊施設数が247軒となり、県内市町村で最も多かった。客室数は3150室、収容人数は8332人で、それぞれ県内4位となった。
今回の調査は、県内の各市町村が提供した宿泊施設の客室数や収容人数などのデータ(16年12月31日時点)を集計して行った。風俗営業法に関わる施設は除外している。
県全体の合計では、宿泊施設数が前年比9・6%増の1823軒、客室数が同4・0%増の4万2695室、収容人数が同4・5%増の11万1982人だった。軒数、客室数、収容人数はいずれも02年以降、15年連続で過去最高となった。
宿泊施設数は、石垣市の220軒が県内2位。次いで那覇市219軒、竹富町158軒、本部町128軒、今帰仁村107軒、恩納村95軒の順となっている。
宮古島市の宿泊施設を種類別に見ると、民宿が最も多い軒、ペンション・貸別荘が70軒、ドミトリー・ゲストハウス42軒、「ホテル旅館」(収容人数100人未満」29軒などとなった。比較的小規模な施設が多いのが、特徴といえる。
客室数は、大規模宿泊施設が多い那覇市が1万5857室でトップ。恩納村4345室、石垣市4109室と続き、宮古島市は県内4位の3150室だった。5位は、名護市の2463室となった。
収容人数では、那覇市の3万2033人、恩納村1万5272人、石垣市1万459人、宮古島市8332人、名護市6903人の順となった。
収容人員300人以上の大規模な「ホテル・旅館」の数では、那覇市が30軒で県内1位。恩納村13軒、石垣市9軒、名護市7軒と続く。宮古島市は、県内5位の5軒だった。