04/01
2025
Tue
旧暦:3月4日 赤口 庚 
政治・行政
2017年10月24日(火)9:02

野そ航空防除始まる/宮古島市

上空から薬剤散布


野そ駆除用の薬剤をヘリに搬入する作業員=23日、上野陸上競技場

野そ駆除用の薬剤をヘリに搬入する作業員=23日、上野陸上競技場

 野そ(野ネズミ)航空防除作業が23日、城辺地区で始まった。ヘリを使って上空から薬剤を散布した。航空防除は2014年以来の実施で、市が農家の要望を受けて再開した。防除は来月1日まで行われる。



 航空防除は15年、宮古全域で見た場合の被害率の低さや安全の確保、費用対効果を勘案して中断した。以降は農家が手作業で散布する方法に切り替わった。


 しかし、サトウキビの生産団体等が、農家自身による散布では十分な駆除効果が望めないとして航空防除の実施を要請。市がこれに応えて再開を決めた。


 初日は城辺の一部に薬剤をまいた。ヘリが午後1時30分ごろに上野陸上競技場を離陸し、城辺と上野の境界を沿うように飛んで原野や圃場に薬剤を散布した。


 地区病害虫対策協議会のメンバーがヘリへの薬剤搬入作業を担当、原野や圃場以外の場所に落ちた薬剤の回収作業にも当たった。


 市農政課の松原直樹課長は「不必要な場所に落ちてしまった薬剤は関係団体で回収するが、見付けた場合は圃場に入れたり、役所に連絡したりしてほしい」としている。また、地上防除も同時に実施するとし、必要な農家は役所に問い合わせるよう呼び掛けた。


 今後の防除は24日=下地▽25日=城辺▽26~27日=伊良部▽30日=城辺、平良▽31日=平良▽11月1日=上野-順に行われる。


 航空防除に関する問い合わせは市農政課(76・6840)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月30日(日)9:00
9:00

きょう開業6周年

空の玄関口の一つに/下地島空港ターミナル   みやこ下地島空港ターミナルはきょう30日、開業6周年を迎える。開業以来、宮古の空の玄関口の一つとして、多くの市民や観光客に利用され、2024年度は韓国ソウル(仁川)線の新規就航などを追い風に、利用者は過去…

2025年3月21日(金)9:00
9:00

シギラで海開き宣言

豊かな海へ、稚魚を放流/南西楽園リゾート   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は20日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。晴天に恵まれ、イベントでは稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!