宮古、復帰後最高80億円/17年度租税収納状況
5年連続の増収
沖縄国税事務所は12日、2017年度租税収納状況を発表した。それによると宮古島税務署管内の租税収納済額は80億1700万円で、前年度(67億800万円)に比べ13億900万円(19・5%)増加した。5年連続の増収で、復帰後最高。同所は増収の理由として、県内全体で景気が拡大し観光業や小売業が伸びたことや、事業者数が増えたことなどが背景にあると推測している。
主な税目を増・減収でみると▽源泉所得税16億5500万円(対前年度比2億3000万円、16・1%増)▽申告所得税16億2300万円(同8億3700万円、106・5%増)▽法人税10億2800万円(同2億2600万円、28・2%増)▽相続税1億9400万円(同5400万円、21・8%減)▽消費税28億5100万円(同9000万円、3・3%増)▽酒 税6億3900万 円(同2200万円、3・3%減)-となっている。
沖縄国税事務所管内(宮古島税務署含む県内6税務署)の租税収納済額は3656億6900万円で、前年度の3467億5100万円に比べ189億1800万円(5・5%)増加した。9年連続の増収で復帰後最高。