「城東」など3案提案/城辺総合中校名
市教委 1月に合議で決定
市教育委員会(宮國博教育長)の第9回定例会が27日、市役所城辺庁舎で行われ、城辺地区4中学校(福嶺、城辺、西城、砂川)が統合して誕生する統合中学校の校名3案が報告された。同委員会では示された「城東」「城辺」「ぐすくべ」の案について、委員がそれぞれ持ち帰って検討し、来年1月末の定例会で合議によって決定することが確認された。
校名については、9月5日から25日までの期間に募集し、64点49案の応募があった。
今月20日に行われた「城辺地区統合中学校実施計画策定委員会」の第2回委員会の中では、校名についての協議と投票が行われ、今回示された3案に絞られていた。
今後は、来年1月の定例会で市教委が示された3案の中から一つを選定し、選定された校名は来年3月の市議会定例会に提案され正式決定となる。
校歌の選定についても同策定委で確認された作詞を城辺町歌の作詞者である宮里尚安さんに依頼することや、作曲者について作詞の制作を進めながら今後選定するとする方針も報告された。
「校歌」の歌詞については、福嶺、城辺、西城、砂川の四つの中学がこの校歌によって心の絆が一つに結ばれ、それぞれの地域性が感じられる内容を目指している。
そのほか、一部飼養者の劣悪な飼養環境が指摘された宮古馬の問題についても、これまでの経緯が報告され、年明け早々にも会合を開いて対応策などについて協議することも示された。