空の便、予約で埋まる/10連休 市内各機関の対応
市役所、病院、金融で影響
今年のゴールデンウイーク(GW)は新天皇の即位に伴い、4月26日~5月6日の10日連続の休祝日になる。これまでにない大型連休で、行楽地などは家族連れや観光客でにぎわう一方で、市役所や病院、金融機関など市民の暮らしに影響を与える。
5月2~5日に那覇行きピーク/空の便
空の便の予約状況は22日現在、宮古発那覇行きは5月2日から同5日ごろ、那覇発宮古行きは4月27日から5月2日ごろがピークとなっている。
宮古発那覇行きのうち日本トランスオーシャン航空(JTA)では5月2、4、5日に普通席が満席(空席待ち)の便がある。全日空(ANA)は5月3日に満席の便があるほか、同2、5、6日は多くの便で空席が少ない状態となっている。
那覇発宮古行きのうちJTAは4月27日から5月2日で満席の便があり、ANAでは4月29、30日と5月1日に満席の便がある。
宮古発羽田行きは5月2日から同6日までがピークで、JTA、ANAともに3日から6日は満席となっている。羽田発宮古行きは4月27日から5月2日までがピークで、JTAは4月27日から5月2日、ANAは4月27、28、29日と5月1日が満席。
ANAの宮古発関西行きは5月3日と同6日、関西発宮古行きは4月28日から5月1日が満席。同社の宮古発中部(名古屋)行きは5月3、4日、中部発宮古行きは4月27、28、30日が満席となっている。
ジェットスター・ジャパンの下地島発成田行きは5月5日が満席、同6日はほぼ満席で、4月27日から5月4日までは空席わずか。成田発下地島行きは4月28日と同30日が満席、4月27、29日、5月1、3日はほぼ満席。5月2日は空席わずかとなっている。
ピーク時に違い/ホテル予約状況
ホテルの予約状況については22日、宮古島東急ホテル&リゾーツとホテルブリーズベイマリーナ、ホテルアトールエメラルド宮古島の3施設に確認したところ、ピークは各施設で異なっている。
宮古島東急ホテル&リゾーツでは4月27日から同30日までは多少余裕があるものの、5月1日から同4日まではほぼ空きがない状態となっている。
ホテルブリーズベイマリーナでは4月29日から5月2日まではほぼ空きがない状態で、その前後は少し余裕がある。
ホテルアトールエメラルド宮古島は4月27日から5月3日までほぼ空きがない状態で、5月4日から6日は若干空きがあるという。
市役所は10連休/戸籍届出は「検討中」
ゴールデンウイーク期間中の市役所各庁舎は、通常の土日祝日と同様に休日で10連休になる(検討中の部署を除く)。
出生や婚姻などの受付を行っている市民生活課では「他の県内市町村の動向を見て決定する」としている。休日になった場合は守衛室で受け付ける。住民票や戸籍証明などの交付はマイナンバーのカードの所持者に限り、コンビニでも受け取ることができる。
ちなみに那覇市は新元号「令和」がスタートする5月1日は多くのカップルが婚姻届を提出することが予測されることから職員を増やして対応する。
全車予約済み/レンタカー
レンタカーは予約でいっぱいだ。トヨタレンタリース沖縄宮古島店、オリックスレンタカー宮古島、ニッポンレンタカー宮古空港前営業所はいずれも全車が予約済みという。
トヨタレンタリースは320台、オリックスレンタカーは約300台、ニッポンレンタカーは150台をそれぞれ保有。GW期間中は例年、稼働率100%になるほどの人気で、今年は10連休と期間が長いため、業者は大忙しとなる。
観光名所の与那覇前浜ビーチや伊良部の渡口の浜などの駐車場は、レンタカーでいっぱいになる。