eスポーツ大会初開催/来月15日、JTAドーム
「アジアeスポーツ大会イン宮古島2019」が7月15日にJTAドーム宮古島で初めて開催されることが分かった。20日に行われた市議会6月定例会の一般質問で、高吉幸光氏の質問に楚南幸哉観光商工部長が答弁した。
eスポーツはゲーム機器を用いて対戦する競技。世界各国で注目を集めており、国内でも茨城国体の文化プログラム事業に組み込まれるなど、普及が進んでいる。
同大会はeスポーツの啓発、啓蒙(けいもう)および普及活動、競技者の発掘と育成を目的としている。県内各地で開催することによる経済への寄与や、離島エリア競技者の参加負担の軽減も実施理由に挙げている。
集客は500人を目標としており、宮古在住者も大会に出場できる見込み。詳細は大会関係者が会見を開き、明らかにする予定だ。
楚南観光商工部長は「糸満市で行われた大会を視察した際に、大会事務局から開催の提案があった。会場などの調整を行い、開催が決まった」と説明した。
高吉氏はスクールソーシャルワーカーの待遇改善についても質問。下地信男教育部長は「年度当初から待遇改善に向けて関係部署と調整した結果、7月から報酬額を引き上げることを決めた」と明らかにした。
また、常勤体制や複数年契約については「規則との兼ね合いもあるため、今後検討していく必要がある」と述べるにとどめた。
ソーシャルワーカーはいじめ、不登校、暴力行為、児童虐待などの生徒指導上の課題に対して、児童生徒の置かれたさまざまな環境に働きかけ、これらの課題を解決に導く役割を担っている。