産業・経済
2019年7月13日(土)8:58
7年連続で県内トップへ/宮古地区マンゴー生産量
【那覇支社】県農林水産部(長嶺豊部長)は12日までに、今年度の県産マンゴー出荷予測を発表した。県全体では前年比10%増(平年比13%増)の1959トン、宮古地区は前年比2%増(平年比2%増)の650トンと予測している。宮古地区の生産量は県内全体の約3分の1を占めることになり、7年連続で県内5地区中トップを維持するとみられている。
今年度の生産見込みが宮古地区に次いで多いのは沖縄本島北部地区で、前年比16%増の540トン(平年比33%増)。3位は同南部地区で同16%増の492トン(同18%増)などと続いている。
宮古地区のマンゴー生産は、日照不足などの影響で不作だった2012年度が300トン、長雨と日照不足などが影響した16年度は410トンとなったものの、それ以外の年はおおむね600トン~760トンで推移している。今年度の生産量も、平年並みを維持する見込み。