03/14
2025
Fri
旧暦:2月15日 仏滅 壬 
産業・経済
2019年9月25日(水)8:59

FDAチャーター就航/下地島空港

国内線初 広島結ぶ/市、観光協が盛大に歓迎


国内線では初となったFDAのチャーター機から降りる乗客=23日、下地島空港

国内線では初となったFDAのチャーター機から降りる乗客=23日、下地島空港

 下地島と広島を結ぶフジドリームエアラインズ(FDA)のチャーター便が23日、就航した。下地島空港では国内線初のチャーター便で、広島から計2本を運航する。宮古島市や宮古島観光協会が23日、初便の乗客を盛大に歓迎した。

 静岡県を拠点とするFDAのチャーター便は、当初21日に長野から就航する予定だったが、台風の接近で欠航に。結果として広島からのチャーター便が国内線初の就航路線となった。もう1本は25日に運航する。

 初便は午後1時すぎに下地島空港に着陸した。到着棟では法被を着た市や観光協会の職員が三線演奏を披露したり、記念品を手渡したりして乗客を歓迎。「ようこそ宮古島へ」の声を掛けながら迎え入れた。

 宮古島に初めて訪れたという松本隆恵さん(62)は「宮古島は海がとてもきれいだと聞いているので、それが一番の楽しみ」と笑顔を見せ、「後は、おいしいものをゆっくりと味わいたいですね」と島の郷土料理にも興味津々だった。

 チャーター便就航に当たりFDAチャーター事業部の山田潤部長は「長野からの便は台風の影響で欠航となり残念だったが、広島からのお客さまには宮古諸島を楽しんでほしい」とコメントを寄せ、「宮古圏域へのチャーター便はこれまでも運航しており、これからも引き続き全国から来ていただけるように運航をしていきたい」としている。

 歓迎に訪れた観光協会の池間隆守専務理事は「国内線初のチャーター便を歓迎したい」と喜び、「FDAは毎年チャーター便を運航させて宮古島を内外にPRしている。都市圏だけではなく、ローカル空港をつないでくれているところも大きい」と感謝し、一層の観光振興に期待を込めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

2025年3月13日(木)9:00
9:00

各専門部が進捗状況報告

第39回トライ専門委全体会議   第39回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会全体会議が12日、市役所で開かれた。各専門部の部長らが集まり、事務局から取り組み経過や地震・津波発生など緊急時の対応などの説明を受けた。大会副実行委員長の久貝順…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!