島産冬メロン全国へ/日本郵便沖縄支社
新たな特産品に期待/テープカットで初出荷祝う
日本郵便沖縄支社(那覇市、比嘉明男支社長)の宮古島産冬メロンのゆうパック出荷式が6日、宮古郵便局で行われた。下地敏彦市長や生産農家代表、各航空会社の関係者らがテープカットを行い、新たな冬の特産品として期待を集める島産冬メロンを全国へと送り出した。
主催者あいさつで宮古郵便局の崎原秀雄局長は「宮古島産冬メロンを今回初めてふるさと小包の商品として全国へ発送することになりうれしく思う。これからさらなる販売促進を目指して生産者と連携を密にし、取り組みの強化を図っていきたい」と意気込みを示した。
来賓あいさつで下地市長は「最近、台湾で宮古島の冬メロンの話をしたらみんな驚いて興味津々だった。国内だけでなく、国外もターゲットになると思う。ゆうパックを通して島産冬メロンの魅力が広がることを期待している」と話した。
生産者を代表して盛島農園の盛島健有代表は「宮古島のおいしいメロンを食べればみんなが笑顔になる。全国に島の冬メロンと一緒に笑顔を届けていきたい」とあいさつした。
式のオープニングセレモニーではおおぞら南保育園の園児たちが元気いっぱいの踊りを披露し、出荷式を盛り上げた。
また、式後は冬メロンの試食も行われ、熟したメロンを食べた園児たちからは「おいしい」「とっても甘いね」「マンゴーと同じくらいうまい」などの感想が聞かれた。
すでに2日から申し込み受け付けをスタートさせており、来年3月末まで宮古島の自然の恵みを受けた冬メロンを全国に発送する。
値段は送料、消費税込みでL(1・2㌔~1・5㌔未満)が1個2900円、2個で4800円。2L(1・5㌔~1・7㌔未満)が1個3500円で2個5200円。そのほか、3L(1・7㌔~2・0㌔未満)2個が5600円となっている。