03/16
2025
Sun
旧暦:2月17日 赤口 甲 
社会・全般
2021年2月14日(日)9:00

ワクチン接種近づく/新型コロナ

保管冷凍庫搬入進む/県内自治体 抑え込みに期待感

 新型コロナウイルス感染症の米国製ワクチンが12日、国内に到着した。県内でもワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザー)の搬入が進められており、134台設置予定で、離島を含め各市町村に最低1台は設置される。ワクチン接種に向けた動きが具体的に見えてきたことで、感染症の抑え込みに期待が高まってきている。

 到着したワクチンは米国製薬大手ファイザー製で、厚生労働省が14日に正式承認した後、17日にも接種が始まる。まずは医療従事者1万~2万人を対象に首都圏や大阪府、兵庫県、福岡県、愛知県など全国約100カ所の病院で先行接種する。

 県のワクチン対策チームによると、ワクチンの確保ができ次第、接種はコロナ診療に係る医療従事者(救急隊員、海上保安庁、自衛隊職員含む)約5万5000人から始め、高齢者、基礎疾患を持つ人と高齢者施設職員、一般市民の順となる。3月上旬から始まり、65歳以上の高齢者は4月上旬ごろになる見通しだ。

 市では1月中旬にワクチン接種準備班を組織して、接種開始に向けて作業を進めている。スケジュールに未確定な部分がまだある。

 多良間村では「まだ詳しい情報はない」(伊良皆光夫村長)として、接種方法なども決まっていないという。島民は「インフルエンザ予防接種の時は、宮古島から医師が来て集団接種をしているので、同じようなやり方になるでは」と話した。

 ワクチン接種は任意で、費用は国の負担で行われる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

2025年3月13日(木)9:00
9:00

各専門部が進捗状況報告

第39回トライ専門委全体会議   第39回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会全体会議が12日、市役所で開かれた。各専門部の部長らが集まり、事務局から取り組み経過や地震・津波発生など緊急時の対応などの説明を受けた。大会副実行委員長の久貝順…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!