選挙モードに突入/市議選投票まで1カ月
再選目指し現職も本格化
任期満了に伴う市議会議員選挙の投開票まで1カ月となった。現職の「サヨナラ議会」だった9月定例会が22日に閉会し、一気に選挙モードに突入し、動きが本格化している。今のところ定数24に対し、現職、新人・元職合わせて39人が立候補を予定。市政が座喜味一幸市長に代わり、与党少数の構図がどう変化するかが焦点。市議の任期満了は11月12日。選挙は10月17日告示、24日投票で即日開票される。9月1日時点の有権者数は4万4744人(男性2万2501人、女性2万2243人)。
今回は市町村合併後、5回目で、定数が24となってからは前回(2017年)に続き2回目。前回は33人が立候補、与党だった保守系が17人当選、野党は5人、中立が2人だった。最多得票は1595票、1000票以上は13人、当選ラインは832票だった。有権者数は前回より約1500人増えている。
現在、座喜味市長を支える現職はわずか5人のみで就任以来、難しい議会対応を迫られている。反転を目指す座喜味市長は、現職を合わせ15人の与党系候補擁立までこぎ付けた。現在多数を占める野党は現職17人、新人3人が立候補する。中立系としているのは新人3人。焦点は与党系の勢力拡大だ。