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社会・全般
2009年4月4日(土)15:07

2009年 3月29日~4月3日

2月宮古観光客数前年比20%大幅減/景気悪化が要因
 宮古島市の二月の入域観光客数は二万七千二百九人で、前年同月の三万四千二十七人から六千八百十八人、割合にして二〇%もの大幅減となった。市観光商工課がこのほど発表した。景気悪化による旅行市場全体の冷え込みが主な原因と見られ、県全体の入域観光客数も前年同月比で一四・五%と今年度初の二けた減という大幅な減少を見せたが、宮古島市はそれを上回る落ち込みを記録する結果となった。
(3月29日掲載)
 
サンゴ礁に観光客上陸/八重干瀬ツアー
 恒例の八重干瀬観光ツアーが大潮に当たる二十八日、二日間の日程で開幕した。本土からの観光客ら約六百六十人が、池間島北方約十五㌔に広がるサンゴ礁に上陸し、美しいサンゴと珍しい生き物に魅了され、感動と歓声に包まれていた。八重干瀬は、大小百余り点在するサンゴ礁の総称。日本有数のサンゴ礁群。
(3月29日掲載)
 
120周年の節目祝う/西辺小学校
 西辺小学校の創立百二十周年記念式典と祝賀会が二十九日、同校体育館で行われた。会場には児童の保護者、地域住民、卒業生らが集い、百二十年の節目を地域を挙げて盛大に祝った。記念事業推進委員会の池間仁委員長は「学区の皆さんが学校教育に対し、真心を一つにして協力、指導してきたことが西辺小学校を繁栄に導いた。これからも地域に愛される学校になるよう私たちも努力していきたい」と述べた。
(3月30日掲載)
 
伊良部君らを年間大賞表彰/宮古毎日子供俳句
 春休み子ども吟行会と年間表彰式が二十九日、市内パイナガマビーチで行われ幼稚園生から中学生まで五十人が参加した。年間大賞に輝いた西城中二年生の伊良部和士君らに本社の松原清吉編集相談役から表彰状が贈られた。この後、吟行会があり、参加者たちは海を眺めながら五・七・五の世界に没頭、情緒豊かな俳句を詠んだ。
(3月31日掲載)
 
伊良部高に奨励賞 100%進学を高評価/日教弘教育賞
 日本教育公務員弘済会の「日教弘教育賞」で、伊良部高校の玉津博克校長が応募した論文が奨励賞を受賞した。生徒の未来のために努力している教育研究実践論文を評価するもので、宮古地区の高校では初めての受賞となった。同校の進路決定百%の歩みを論文にまとめた玉津校長は「職員とともに取り組んだ成果。今回の取り組みを多くの学校に広め、活用していただければ幸い」と喜びを話した。
(3月31日掲載)
 
永年勤続の113人を表彰/商工会議所会員大会
 宮古島商工会議所主催の第三十四回会員大会が三十日、市内のホテルで開かれ、会員三十企業の永年勤続優良従業員百十三人を表彰した。中尾会頭は「表彰された皆さんには、高い志を持って自己研鑽に努め、自らを変革し、社業の一層の発展と宮古圏域の振興に尽力をいただきたい」と祝福の言葉を述べた。
(3月31日掲載)
 
市職員28人に退職辞令交付/宮古島市
 宮古島市職員退職者辞令交付式が三十一日、市役所平良庁舎で行われ、定年退職者二十一人、勧奨退職者五人、普通退職者二人の計二十八人に退職辞令が交付された。着物で着飾った女性職員が見られるなど、華やかな雰囲気の中で執り行われた退職辞令交付式。市長部局の職員には下地敏彦市長が、教育委員会職員には下地恵吉教育長が一人ひとりに辞令と花束を手渡し、長年の労をねぎらった。
(4月1日掲載)
 
不況のあおりで本土就職者ゼロ/宮古求人は大幅増
 宮古公共職業安定所によると、二月の県外就職者は、本土の不況のあおりを受け一人もいなかった。単月の県外就職件数ゼロは、過去四年間では初めて。一方、宮古管内の就職件数や求人数は増えた。二月の県外求人数は二百三十三人で、前年同月と比べ四百九十八人(六八・一%)減少した。県外求人の減少は十カ月連続。同所では県外求人の減少傾向は、当分続くと予想している。
(4月1日掲載)
 
新年度始動で下地市長訓示/宮古島市 
 宮古島市の下地敏彦市長は一日、二〇〇九年度のスタートに当たり、「政府は、景気対策として〇九年度予算については前倒しの計画をすることを決めている。市もそれに合わせた形で、前期にほとんどの事業を執行するという強い意志で当たらなければならない」と職員に訓示した。異動対象者三百五十八人の職員に辞令を交付し、「一週間を目安に引き継ぎを終わらせるように」と述べ、市民サービスに影響が出ないよう求めた。
(4月2日掲載)
 
特別支援に校名を変更/宮古養護学校
 県立宮古養護学校は一日から県立宮古特別支援学校と校名が変更された。午前九時、正門前に大城徹彦校長ら職員四十人が集まり、正門に刻まれた「宮古特別支援学校」としてのスタートに決意を新たにした。〇六年に学校教育法施行規則の一部改正が行われ、これまでの特別障害児教育から特別支援教育に移行した。
(4月2日掲載)
 
09年度予算28億5千万円を計上/平良港湾事務所
 内閣府沖縄総合事務局平良港湾事務所の二〇〇九年度当初予算は、前年度当初比三億五千四百万円(一四%)増の二十八億五千四百万円計上された。今年度は、港内の波を平穏にする目的で長年整備してきた下崎西防波堤が完成。下崎地区の泊地しゅんせつ工事も完了する。下崎埠頭では、仮設的な岸壁延長工事を行い、大型クルーズ船の接岸に対応する。
(4月3日掲載)
 
県から財政課長 伊川氏に辞令交付/宮古島市
 四月一日付で県総務部宮古事務所副参事に就任した伊川秀樹氏(48)に下地敏彦市長は二日、市職員に併任し、財政課長を命じる辞令を交付した。
 県の行政ノウハウを市政に導入したいと考えた下地市長が県に職員派遣を要請し、伊川氏の市の財政課長就任が決まった。任期は一一年三月三十一日まで。
(4月3日掲載)


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