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社会・全般
企画政策部エコアイランド推進課長に就任した 大金 修一さん(36歳)
宮古の可能性は無限大
東京・霞ヶ関の中央省庁から宮古島へ赴任。内示を受けた時「最初は非常に驚いた」と率直な感想を示しながらも「以前から役所の外に出て現場の最前線で仕事をすること希望していたので、今回の話をもらい、うれしく思うし、大きな期待を感じた」と振り返る。
宮古島については「エメラルドグリーンの海と美し自然に囲まれた非常にきれいな所。そしてマイクログリッドやE3などの先進的な実証事業を通して温暖化対策に積極的に取り組んでいる自治体」との印象を持っている。
エコアイランドとして宮古島が持つ可能性については「基幹産業のサトウキビと連携したバイオマスの利活用や太陽光や風力など自然エネルギーの活用など、エコの資源が豊富にあり、市民が一丸となって取り組めば、可能性は無限大なのでは」と高く評価する。
今後は、環境モデル都市の認定を受け市が発表した行動計画を踏まえ、具体的なアクションプランを策定するため、関係者と議論を進める考え。「中央省庁とのパイプ役になって情報発信していきたい」との思いを示す。
宮古へは、妻と2人の子どもとともに赴任。「ドライブが趣味なので、宮古の観光スポットなどを家族で回りたい。そして来年は、市の一大イベントであるトライアスロンに参加できるよう頑張りたい」との目標を語った。
大金 修一(おおがね・しゅういち)
1973(昭和48)年7月25日生まれ。36歳。茨城県出身。92年茨城県立日立北高校卒。同年に通産省入省。その後、資源エネルギー庁省エネルギー部・新エネルギー部新エネルギー対策課企画調整二係長などを経て、10年に宮古島市が採用、企画政策部エコアイランド推進課長に。任期は12年3月31日まで。