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社会・全般
福祉保健部参事に就任した 藤本 明一さん(58歳)
地域住民の協力不可欠
福祉保健部参事として、ごみ処理施設と葬祭場建設の特命を受け、環境施設整備室で新ごみ処理場建設という宮古島市の懸案解決に取り組む。「ごみ処理施設は、地域住民の協力がなければできないこと。大役を仰せつかったという印象」と参事就任の感想を語る。
現在のクリーンセンターは築33年を経過し、20年までと言われている耐用年数を13年も超過。老朽化が激しく、毎年、メンテナンスに多額の費用が投じられている。「新施設完成までに5年は必要。それまでどう延命措置を取っていくか。そして新施設建設のため地域からいかに協力を得るか、この二つが課題」とした上で「市長から延命対策を講じるよう指示を受けているので、検討し、しっかり取り組んでいきたい。そして地域住民の理解を求めたい」との思いを示した。
環境施設整備室の職員は参事を含め6人。「新しい職場だが、同級生や以前から知っている職員ばかりなので違和感はない。堅苦しい雰囲気ではなく楽しく、時には厳しく仕事に臨みたい」と語る。
仕事のモットーは「すぐやる」こと。「正確性ももちろん大事だが、与えられた仕事は迅速、スピーディーに行うことが大事」との考えを持つ。
休日の楽しみは、庭いじりとゴルフ、そしてウオーキング。仕事の後、時間があればよく歩いているという。「昼に業務で頭が疲れても、歩いているうちに頭がさえてくる」とその魅力を語った。
藤本 明一(ふじもと・あきいち)
1951(昭和26)年9月8日生まれ。58歳。城辺出身。74年沖縄大学卒。77年に旧平良市採用。宮古島市では平良支所地域振興班長、会計課長、中央図書館建設準備室長を経て、10年に福祉保健部参事。