10/31
2024
Thu
旧暦:9月29日 先勝 戊 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2010年5月29日(土)17:32

第14回平良好児賞受賞 森田 たもつさん(50歳)

第14回平良好児賞受賞 森田 たもつさん(50歳)
第14回平良好児賞受賞 森田 たもつさん(50歳)

若者たちの刺激に
 授賞式のあいさつで「細く長く書いていきたい。それが宮古島に文学という根を広げることにつながると思う」と抱負を語った。現在、宮古島を題材にした長編小説を構想中。「現代社会をテーマに普遍的なものを盛り込んでいきたい。文学を目指す宮古島の若者たちの刺激になれば」        受賞作の「蓬莱の彼方」には4編の短編小説が収められている。うち3編は県内文学賞の受賞作品だ。 
 小説を書き始めたのは5年ほど前。自分の力を試してみようと応募したのが次々と文学賞に輝いた。「応募したのが全部賞につながったのではない。落ちたのもたくさんありますよ」
 歯科医のかたわら暇を見つけては小説を書いている。書くのはもっぱら朝と夕のそれぞれ30分間。集中できる時間はそれぐらいという。
 
 「小説が書けるというのは、何か授かり物という感じがする。そんな気持ちを大事に、ゆっくりと長く書いていきたい」と話す。
 書くスタイルは、出だしで場所や時間を数枚で切り取り、次はラストシーンに向かう。「後は間を埋めていけばいいが、これが思った通りに行かない場合が多い。それも小説を書く楽しみの一つ」
 
 本は冒険小説や歴史、エッセーなど何でも読むが、人と人が織りなすドラマが一番好きだ。「宮古のようでいて宮古ではない。限定した場所や雰囲気ではなく、幅広い地域で読めるような、そういった小説を書いていきたい」

森田たもつ(もりたたもつ、本名・森田保) 1959(昭和34)年生まれ。50歳。平良出身。宮高、奥羽大学歯学部卒。歯科医師。家族は妻と娘2人。平良西里在。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月28日(月)9:00
9:00

宮古・石垣線6年半ぶり再開

ANA、初便乗客に記念品   全日本空輸(ANA)は27日、宮古-石垣路線を6年半ぶりに再開した。先島諸島における利便性の向上を図ることが目的で1日1往復。運航機材はボーイング737-800型機(定員166席)。ANA宮古支店の吉岡大支店長らが、初便…

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!