11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2010年5月10日(月)15:54

「4/28」は沖縄にとって「屈辱の日」

「4/28」は沖縄にとって「屈辱の日」という歴史がある。1952年日本の独立と引換えに奄美・沖縄は米軍の占領統治が継続された。サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約が発効した日だ。
  
▼1年後の53年奄美群島は返還され、27度線がその境界となる。沖縄は土地の強制接収等に抗う島ぐるみ闘争を体験。米軍基地の沖縄を「不沈空母」と言い当てた首相もいた。復帰運動、反基地闘争そして72年の日本復帰
▼復帰38年米軍基地は動かない。世界一危険とされる普天間飛行場。返還の条件に新たな基地建設が日米合意される。同飛行場は「国外、最低でも県外移設」を公言した民主党代表が政権の座に就いた。県民は一縷(る)の望みを新政権に託す
▼揺れ動く普天間飛行場。沖縄の民意は県内移設にNОだ。4日渦中の鳩山首相が来県。抗議のシュプレヒコールが続く。首相は先の発言に触れて「党としての発言ではなく、私自身の党代表としての発言だ」と修正
▼「海浜隊の存在を学べば学ぶにつけ、米軍全体の中で抑止力に思い至った」と放言。それで「沖縄の皆さまに負担をお願いしなければならない」と。「対米追従」から「緊密で対等な日米関係」を目指す首相の発言だ
▼沖縄は400年前の薩摩侵攻、130年前の琉球処分、今次大戦の本土の防波堤、日本独立の犠牲、復帰後も基地の押しつけ等々の歴史を負い続けている。他府県の思いは「普天間」で如実に示された。再び「屈辱の日」にならないことを祈る。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!