11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2010年6月17日(木)17:05

土砂災害に備え訓練/佐良浜 情報伝達の流れ再確認 

車から運転手を救助して病院へ搬送する消防職員ら
車から運転手を救助して病院へ搬送する消防職員ら

200人参加し大掛かり
集中豪雨などで危険が高まる土砂災害に備えようと、2010年度宮古島市全国統一土砂災害訓練が16日、伊良部佐良浜地区で行われた。市や県、国の関係機関から総勢200人が参加して、災害発生時の避難や情報伝達の流れを再確認した。

 
 伊良部は、県の急傾斜地崩壊危険個所に指定され、大掛かりな訓練は今回が初めて。開始伝達や大雨に関する情報伝達、避難指示発令など18種目の訓練を実施した。今月は土砂災害防止月間。
  
 土砂災害危険個所・避難経路の周知、土砂災害警戒情報の発表、それに基づく避難勧告の発令・解除、災害時要援護者を含めた住民避難および避難支援、住民の防災意識の高揚など警戒避難体制の整備を図り、土砂災害の防止および軽減に資するのが目的。
 
 訓練は、6月16日、梅雨前線により集中豪雨が発生。土砂災害の発生の可能性が高まったことから、市災害対策本部(本部長・下地敏彦市長)を設置。伊良部地域内で、土砂崩れ前兆現象を確認。関係機関が連携し広報車などを通じて、池間添地域の避難を指示。土砂災害が発生し、車2台に運転手がそれぞれ閉じ込められていた-などを想定。
 
 事故発生と同時に、救急消防車などが現場に急行。関係機関と連携しながら、機敏な動きで男女の運転者2人を救助した。
 
 訓練後、本部では「平時から『自分でできること』『家族でできること』『近所と力を合わせてできること』などについて考え、いつ来るか分からない災害に備えておくことが大切」と講評した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!