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2010年6月8日(火)19:04
本マグロ揚がる/久高勇光さんゲット 6時間格闘、重さ200㌔
宮古島漁協組合員で漁師の久高勇光さん(52)が7日、宮古近海で6時間の格闘の末、重さ約200㌔の本マグロ(クロマグロ)を釣り上げた。
久高さんは「じゅん丸」(44.8㌧)の船長。本マグロを狙って仕掛けを投げ入れた。突然のヒットで、本マグロは急潜水。久高さんは、浮上させる技術を試してみた。予想は的中し、ゆっくり水面に現れた。1人で引き揚げ、鮮度を保つ氷水の入った船倉に収めた。
この日の午後6時すぎ、荷川取漁港に戻ってきた。多数の見物客が集まり、ウインチで本マグロがつり上げられると「大きい」と感嘆の声が響いた。
久高さんは「本マグロの鮮度は良い。うれしい」と会心の笑みを見せていた。