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社会・全般
宮古島税務署署長に就任した 大塚 一長さん(53歳)
財政まかなうのが仕事
「国の柱は教育、治安、財政。その中で財政をまかなう仕事だと自負している」と約30年間携わっている仕事は「やりがいがある」話した。
東京国税局では査察部の主査も務めた。いわゆる「マルサ」の班長として直接税の脱税嫌疑者内定に携わった。「情報提供を受け、内定を始めるが直接調べられないので張り込みや尾行もした」という。脱税の内偵捜査は過去の資料や記録をつなぎ合わせる作業が中心になる。「推理力が必要」と難しさを語った。
宮古島は商工会議所や法人会など納税に関して積極的に協力してくれる人たちが多い。国税庁が最重要課題に位置づけている電子申告(e-Tax)の普及率も全国でもトップレベルにある。宮古在任中には「全国1、2位にあるe-Taxの利用率をさらに推し進めていきたい」と意欲を示した。
「宮古島は暑い」という先入観を持っていたが、日中でもさわやかな風があり、しのぎやすい」という。赴任してすぐに市役所に転入届を出した。「宮古島の市民です」。
宮古島税務署の署員は12人。署内でシュノーケリングやボウリングが盛んなので赴任してから挑戦している。「ゴルフもボウリングもスコアが同じ100ぐらい」と笑う。
大塚 一長(おおつか かずなが)1957(昭和32)年3月24日生まれ。53歳。東京都出身。80年に東京国税局採用。95年に同局総務部人事第一課総務係長に就任。97年査察部主査を経て2005年札幌国税局釧路税務署副署長、08年国税庁長官官房監察官などを歴任。10年沖縄国税事務所宮古島税務署長に就任する。家族は妻と2女。趣味はゴルフ、ボウリング、シュノーケリング。