教育・文化 社会・全般
2010年7月10日(土)17:28
水産業の大切さ実感/佐良浜中 追い込み 魚解体を体験
市教育委員会伊良部分室主催の水産体験学習が9日、伊良部の白鳥岬沿岸域と伊良部漁協の鮮魚市場で行われた。佐良浜中の1、2年生計52人が参加。男子生徒は追い込み漁で約100㌔を水揚げした。また女子生徒は海産物料理づくりに挑戦。全員が海の恵みに感謝し、水産業の厳しさや大切さを実感した。
追い込み漁には漁師が協力した。生徒たちは漁師の指示で行動した。水しぶきを上げながら色とりどりの魚を追い込み、漁師を感心させた。
一方、女子生徒は水揚げされた鮮魚を手際よくさばいた。母親らが手伝い、親子で昼食の魚料理に腕を振るった。
参加した大浦晃一郎君(2年)は「袋網に魚を追い込むのが楽しかった。大漁できて、とてもうれしい」と感想を話した。
川満千夏さん(2年)は「魚の解体では先輩と後輩が仲良く共同作業を行ったので楽しかった」と振り返った。