産業・経済 社会・全般
2010年7月2日(金)13:52
イセエビ漁が解禁/荷川取漁港 初日100㌔を水揚げ
宮古地区でのイセエビ漁が1日、解禁となり、宮古島漁業協同組合の競り市場には生きのいいイセエビ100㌔が上場された。市内でレストランを経営する仲買人も落札し、早速初物を材料にしたイセエビ料理に腕を振るった。初日の100㌔は、数十年ぶりの大漁。
イセエビは、県漁業調整規則で産卵期に当たる4月1日~6月�日まで禁漁期間に設定され、体長18㌢以下は捕獲禁止。
解禁となったこの日の早朝、漁協前の荷川取漁港には漁を終えた漁船が次々と戻ってきた。
近年イセエビの資源枯渇が指摘されたいたが、大量の水揚げで資源回復が予想されている。
キロ当たり3000円で引き取った長浜弘樹さん(32)は、「取れ立てのイセエビは、肉質が引き締まってとてもおいしい。女性や観光客らに人気が高い」と語った。