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2010年7月1日(木)14:11
無病息災を祈願/茅の輪くぐり 新神社で初の年間行事
宮古神社で30日、夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)(茅の輪くぐり)があり、約150人の参拝者が訪れ心身を清め向こう半年間の無病息災を祈願した。新しい宮古神社では初の年間行事となる。
茅の輪くぐりの神事は日常生活で知らず知らずに重ねた罪 穢(けがれ)を身代わりの「形代(かたしろ)という紙製の「人形に移し、祓い清める神事。
夏越の大祓は正月以来の心身を清め、すがすがしい気持ちで夏を越し、大晦日までの半年間の平穏無事を祈願する。
大祓は年2回、6月みそかと師走の大晦日に行われる。
訪れた参拝者は「人形」に自分や家族の名前や生年月日を書き入れ体の悪い部分に当てるなどしていた。
神事は修祓(しゅばつ)の儀で周囲を清めた後、大祓詞(おおはらえのことば)を奏上し切布・切麻の儀で身を清めた後、参拝者は2列で茅の輪をくぐり本堂に入り、平穏無事を祈願した。