初のバレークラブ誕生/宮島小、全校児童23人で結成
全校児童23人の宮島小学校(平良隆校長)にバレーボールクラブが結成された。チーム名は「宮島米(まい)ふかぁーず」。男子14人、女子9人が公式戦初勝利を目指して、楽しく一生懸命に汗を流している。学校関係者や父母らによると結成は同校初という。
地区小学生バレーボール連盟会長の佐久本茂樹さんが、赴任したことがきっかけ。体育の授業に同競技を取り入れたところ、児童らが興味を持ち始め、結成に至った。
2度目の公式戦となる本村杯では、初めてユニホーム姿で試合に臨んだ。結果は男女とも全敗。初勝利はお預けとなったが、試合中はコート中に笑顔がはじけていた。
男子主将の比嘉和茂君(6年)は「チームプレーができるようになれば必ず強くなる。試合で勝ちたい気持ちが大きくなっている」と力強く語った。
女子主将の下地真幸さん(同)は「とても仲の良いチーム。練習はきついが一生懸命やったら楽しくなった」と笑顔で話した。
父母のアルバラード京子さんは「みんなチームスポーツは初めて。全員でミスをカバーするなど、チームとしての成長が目に見えてうれしい」と喜んだ。