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2010年9月4日(土)16:58
台風9号が発生/宮古島地方
きょう夜にも強風域へ
宮古島地方気象台は3日、南大東島の南海上で熱帯低気圧が台風9号になったと発表した。4日夜には宮古島地方が風速15㍍以上の強風域に入る見込みで、気象台では強風や高波への注意を呼び掛けた。
気象台によると、9号は3日午後3時、南大東島の南を時速約35㌔で西北西へ進んだ。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18㍍、最大瞬間風速は25㍍で、中心から半径190㌔以内では風速15㍍以上の強い風が吹いている。
9号は5日未明から明け方にかけて、宮古島地方に最接近する見込みで、次第に風が強まる。暴風域には入らないとみられる。
海上では波の高さが最大で4㍍に達しうねりを伴う。局地的に1時間に最大で20㍉の強い雨が降る見込み。雨量は4日昼前から5日昼前の24時間で100㍉に達する恐れ。
一方、沖縄を直撃した台風7号から変わった熱帯低気圧が日本海を東に進み、3日午後、北海道の渡島半島付近を通過。北海道と東北北部で局地的に大雨となり、気象庁は土砂災害などに注意してほしいとしている。