家用は4万1153台/自動車保有台数10年3月末
一家に1.7台、軽の普及進む
宮古地区における2010年3月末現在の自動車保有台数は4万1850台で、前年同期と比べ707台(1・7%)増えたことが沖縄総合事務局運輸部のまとめで分かった。自家用が4万1153台、事業用が697台。自家用の1台当たり人口は、1・36人。1世帯当たり1・7台保有している計算になる。
近年は安価で低燃費、低車両税の軽自動車の人気が高く、乗用の台数は1万4377台と、乗用全体(2万4278台)の約6割を占めた。前年と比べ1069台(8%)増えた。12年ほど前の規格変更で快適性が増したことも、普及の追い風になったという。
軽貨物も1万1341台と、貨物全体(1万5139台)の75%。農業の盛んな宮古では、草刈りや農機の運搬、水くみなどに駆使されている。
排気量2000cc超の3ナンバー普通乗用車は前年比182台(6・6%)減の2574台、5ナンバー乗用小型車が同比352台(4・6%)減の7327台となった。
用途別の台数は貨物が1万5139台(前年比131台増)、乗合114台(同比2台増)、乗用2万4454台(同比545台増)、特種用途1028台(同比30台増)、二輪車が1115台(同比1台減)で、合計4万1850台(同比707台増)。
宮古でも復帰以降モータリゼーションが進展し、1972年に8178台だった自動車は38年間で5・1倍に増えた。