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2010年9月9日(木)15:43
改修工事始まる/メーンスタンドを解体
このほど着工した宮古島市陸上競技場メーンスタンドの改修工事で、同スタンドが8日までに解体された。1970年に完成し、各種競技会の観戦で使用されてきたスタンドが姿を消した。規模で3倍以上になる新スタンドは来年3月完成、4月に供用を開始する。
解体されたスタンドは老朽化が著しく進んでいた。トイレや事務所などスタンド屋内施設も老朽、利用に不便を来していた。
このような状況を踏まえて市がメーンスタンドおよび外周スタンドの改修を決定。メーンスタンドにはウエートトレーニング用のトレーニングルーム、雨が降っていてもぬれずにウオーミングアップなどができる54㍍のランニングコース2本も整備する。役員室や会議室、これまでの施設にはなかったシャワー室も完備する。
改修工事が進む競技場では、メーンスタンドが解体され、親しまれてきた風景は一変した。今後は新スタンドの建設に向けて本格的な工事が始まる。
陸上競技のあらゆるシーンに対応できるスタンドになるため、シーズンオフ中の合宿時に注目を集めそうだ。