社会・全般
2010年9月20日(月)9:00
デイゴの大木倒れる/東仲宗根の拝所
台風11号の影響で平良字東仲宗根にある拝所のデイゴの大木が倒れた。幹の途中から無残におれた大木に周辺住民も驚いた様子で撤去作業を見守っていた。
県宮古土木事務所によると、18日の午後6時ごろにこのデイゴの大木が折れたとの連絡が入り、暴風域から外れた19日の午前から撤去作業を行った。
このデイゴの大木は、根本近くにあった古井戸に覆い被さるように倒れ、さらに県道の一部をふさいだ。
撤去作業の前には関係者らがこのデイゴの木の隣にある御嶽に線香を供えてから作業を開始した。
近くに住む男性(36)は「18日の午後7時ごろに車のクラクションがうるさかったので外に出ると木が倒れていた。古井戸もあり雰囲気も良かったので残念」と話した。
台風11号の強風による倒木は下地の嘉手苅でもあり、倒れた木が道路をふさいだが19日の午前中には通行できるようになった。