「美ぎ島宮古」に決意/全国地域安全運動
111団体、700人参加
2010年全国地域安全運動宮古島地区大会(主催・宮古島警察署、地区防犯協会)が12日、平良第一小学校体育館で開かれた。111団体から約700人が参加。「関係機関と連携し、全ての人々が安全で安心して生活できる美ぎ島宮古島づくりに、なお一層努力する」とした宣言文を採択した。
同運動は11日から20日まで。期間中にはあいさつ運動、「振り込め詐欺」防止チラシ配布などが行われる。
全国統一のメーンスローガンは「みんなでつくろう安心の街」、県のサブスローガンは「ちゅらさん運動で築く 安全・安心の沖縄県」となっている。
主催者を代表して宮古島警察署の島袋令署長は「皆さんの取り組みが地域の安全・安心に貢献している。職場や地域でそれぞれ活動を展開していただきたい」と呼び掛けた。
地区防犯協会の前川尚誼会長は「防犯の原点は地域の輪。皆さんの活躍を期待している」とあいさつした。
意見発表では西城中学校3年の新里愛夏さん、宮古総合実業高校2年の奥平美沙希さんが、飲酒運転根絶や非行防止についてそれぞれ意見を述べた。
大会では、鏡原中学校の生徒らによるダンス、平一小学校マーチングバンドによるアトラクションが行われた。予定していた市街地パレードは雨のため中止となった。
全国地域安全運動用ポスター・標語の県内入選者への表彰伝達式も行われ、久松中学校1年の渡久山亜海さんに表彰状が手渡された。