下地涼香さん(城辺中1年)3位入賞/全日本中学英語弁論大会
初の全国大会へ
高円宮杯第62回全日本中学校英語弁論大会の県予選大会が11日、那覇市で行われ、城辺中1年の下地涼香さんが3位に入賞した。宮古地区からは初となる全国大会への出場権を手にした。下地さんは「すごくうれしい。自信はなかったが、落ち着いてできたことが良かった」と喜びを語った。
下地さんは、ベトナムからの転入生との出会いを通じて感じたことを巧みな英語で表現。5歳から習い始めた中国語が転入生との会話に生かせたこと、日本語の奥深さを再認識したことを発表した。
原稿は基本的には英語だが、冒頭は中国語で入り、最後はベトナム語で締めくくるなど工夫を凝らしたという。
全国大会への課題は声量。「改善してもっとうまく話し、できるだけ上位を目指したい。予選、決勝の2度、ステージに立つことが目標」と抱負を述べた。
指導した奥濱彩教諭は「発音がとても素晴らしい。本番に強く、県大会は練習の3倍うまかった」と振り返り、「声の強弱が加われば表現に幅が出る」と期待を込めた。
全国大会は11月25日から3日間の日程で東京都で開催される。4ブロックに分けて予選大会が行われ、上位27人が決勝大会に進む。