ゲーム通し「友情の輪」/障がい者フェス
児童らがボランティア活躍
「第26回宮古地区障がい者フェスティバル」(主催・宮古地区社協連絡協議会)が21日、市下地勤労者体育センターで行われた。今回は「共に築こう友情の輪」をスローガンに、障害者やその家族、児童、生徒のボランティアたちが舞台余興やゲームで交流し、楽しいひとときを過ごしながら友情の輪を広げた。
開会式で、市社会福祉協議会の川満省三会長は「このフェスティバルを通して互いを認め合い、理解し、思いやりと支え合う温かい心の絆を深め合って、楽しい1日を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
宮古福祉保健所の高江洲均所長や市福祉保健部の譜久村基嗣部長らが祝辞を行い、障害者が生きがいをもって安心して暮らせる社会づくりに取り組んでいくことを強調した。
会場では、フライングディスクや輪投げ、サッカーゲーム、似顔絵などさまざまなコーナーが設けられ、小学生、中学生のボランティア約100人が障害者たちにゲーム方法を教えながら、笑顔の交流を楽しんだ。
昨年に続き2年連続でボランティアとして参加した鏡原中2年の狩俣安緒依さんは「いろいろな人と触れあえるのでとても楽しい。これからも積極的にボランティア活動に参加していきたい」と述べた。
会場は各施設の舞台余興やレクリエーションのほか、地デジ対応の液晶テレビやゲーム機などが当たる抽選会など盛りたくさんの内容で盛り上がり、参加者たちは交流を深めながらフェスティバルを満喫した。