水の大切さを再認識/ファームポンドまつり
パレードや舞台イベントでPR
第2回ピンフ岳ファームポンドまつり(主催・同実行委員会)が23日、平良島尻のパーントゥの里会館を主会場に行われた。車両パレードや舞台イベントなどを通して、ファームポンド施設の理解と水を大切にする機運を高めた。
ファームポンドの施設を開放しての見学会やのぼりを掲げての車両パレード、各自治会代表によるたすきリレーを実施。パニパニjrやハーベスタなどの歌や踊りも特設舞台で繰り広げられた。
会場のパーントゥの里会館には、地域の人たちが大勢詰め掛け。屋台やバザーもあり祭り気分を盛り上げた。
実行委員会の仲里長造会長は「祭りを通して、水の恩恵を受けていることや水の大切さを訴えたい。水をもっと大切に使おうという機運が高まれば」と開催の意義を強調した。
県ふるさと農村活性化基金を活用した。前回は県が事業主体だったが、今回はピンフ岳ファームポンドの水の恩恵を受けている狩俣、島尻、大浦、西原、福山、成川、下崎、添道の各自治会で実行委を構成。水利施設の役割の理解▽生産者と消費者との交流▽グリーンツーリズムや地産地消の推進▽地域リーダーの育成支援―などを目的に開催された。