作文、絵はがき入賞者を表彰/税を考えるつどい
功労者には感謝状
2010年度税を考えるつどい(主催・税を考える宮古島連絡会)が26日、市内のホテルで開かれ、功労者への感謝状贈呈と税に関する絵はがきコンクールと作文の表彰、講演会などが行われた。作文表彰では優秀作品に選ばれた高校生4人と中学生9人に賞状が贈られたほか、講演では沖縄国税事務所の吉田孝史次長が税務行政について説明した。
沖縄宮古法人会(真栄城宏会長)など関係民間団体で構成する税を考える宮古島連絡会が、税の意義や役割を正しく理解することなどを目的に、税を考える週間(11月11~17日)行事の一環として開催。会の冒頭、真栄城会長は「つどいを機に、行政と民間が交流を図り、税を正しく理解して活力ある経済、社会の実現に向けともに努力したい」とあいさつした。
贈呈・表彰式では、税務功労者や青色申告制度の普及推進に努めた功績者、租税教育推進校などに感謝状が、税に関する高校生と中学生の税についての作文、税に関する絵はがきコンクールの受賞者には賞状が贈られた。作文の受賞者を代表して伊良部高校の与儀奈津美さん(1年)と平良中学校の粟國裕貴君(3年)が受賞作を朗読した。
講演会では、吉田次長が「税務行政の取り組みについて」をテーマに、税務行政を取り巻く環境の変化や申告納税者制度を支える柱などについて解説した。
講演終了後には懇親会が行われ、出席者らが情報交換などをしながら交流を深めた。
感謝状と作文の受賞者は次の通り。(敬称略)
▼感謝状
【税務功労等(e-TAX)税務署長感謝状】上里道明▽下地善助【青色申告制度施行・青色申告会結成60周年特別表彰】寄川俊男【青色申告制度施行・青色申告会結成60周年感謝状】天久孝輝▽渡久山和子▽砂川洋子【2010年度租税教育推進校感謝状】西城小学校
▼税に関する高校生の作文
【沖縄国税事務所長賞】平良晃嗣(宮高1年)「身近な所の税金」▽与儀奈津美(伊良部1年)「税について」【宮古島税務署長賞】与那覇晴乃(宮高1年)「人頭税から考えて」▽河野優美(伊良部1年)「『税』を知って」
▼中学生の税についての作文
【県納税貯蓄組合連合会会長賞】池田鈴佳(北3年)「平和の輪」▽粟國裕貴(平良3年)「生活の土台」【宮古島税務署長賞】宮国美美(平良3年)「明るい未来が続くことを税金に託して」【県納税貯蓄組合連合会優秀賞】松原和希(久松3年)「税金について」▽大浦悠(鏡原3年)「税について」【宮古青色申告納税貯蓄組合長賞】中村帆海風(北3年)▽新里和歌子(同)「私達に今できること」▽川上隆太(同)「税について」▽下里茉里奈(平良3年)「税について考える」