産業・経済 社会・全般
2010年11月27日(土)9:00
12月6日から操業/宮糖伊良部工場
安全祈願行う
宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)の2010~11年産のサトウキビ操業開始が12月6日に決まり、工場関係者と住民らが26日、同工場近くの乗瀬御嶽で安全祈願を行った。宮古製糖の安村勇社長は「安全が第一。これからの冷え込みで、甘蔗糖度の上昇に期待する」と述べた。
今期は前期より2920㌧減収の6万930㌧、反収で7・8㌧を見込む。
植え付け面積は、夏植え735㌶、春植え25㌶、株出し17㌶の計777㌶。キビは主力品種の農林15号が70%を占めている。
操業日数は来年3月31日までの118日を予定。
祈願祭では、神職のツカサシュウ(司主)とツカサンマ(司母)らが社殿で祈り、後ろの拝殿では一般の女性たちが祈願した。神域の一角では男性らが祝宴を開き、安全操業を願った。
操業開始のセレモニーは6日午後1時から実施する予定。
一方、宮古製糖多良間工場の操業開始は、年明けに予定している。