教育・文化 社会・全般
2010年11月27日(土)9:00
糸作りの工程紹介/苧麻糸展示会
きょうまで、下地公民館
第3回宮古苧麻糸展示会(主催・宮古苧麻績み保存会)が26日、下地公民館で始まった。苧麻糸の展示や工程の紹介、体験コーナーが設置されている。会場には多くの市民が訪れ、伝統工芸の奥深さに触れた。きょう27日まで。時間は午前10時から午後4時。
会場には苧麻糸作りのパネルや養成事業の紹介、作業に必要な道具も展示されている。体験コーナーでは、繊維採りや繊維裂き、より掛けの技術を各教室の講師が指導した。
会場には下地小学校の児童が招かれた。児童らは、講師の手際良い作業を興味津々な様子で見詰めていた。
より掛けに挑戦した上地諒卓君(4年)は「左手の使い方が難しかった。糸作りが分かり、勉強になった」と語った。
下地正子会長は「世界に誇る宮古上布。その工程を地元の人に見て、知ってもらいたい」と話した。