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2010年11月1日(月)9:00
郷友集い故郷の話に花/関東・関西宮古ふるさとまつり
【東京支社】第37回関東・第35回関西宮古ふるさとまつり(主催・宮古市村会)が31日、東京都と兵庫県でそれぞれ行われた。郷友たちや宮古島にかかわった人たちが一堂に集まり、歌や踊りに包まれながら故郷の話に花を咲かせた。
このうち、東京上野水上音楽堂で行われた関東宮古ふるさとまつりには、1000人を超す人が集まり交流を深めた。宮古島からも長濱政治副市長や宮国民俗芸能保存会のメンバーなど約30人が応援に駆け付けた。
長濱副市長は「毎年盛り上がりみなさんに楽しんでもらえています」。宮古島郷友連合会の島袋健会長は「沖縄の県人会でも宮古島が一番集まった」とそれぞれ盛況ぶりを喜んだ。
会場には、宮古島大使の一人、渡辺大五郎さん(元関脇高見山)も飛び入りで参加し、宮古島のPRに一役買った。
30年前からまつりを企画しているという福里正行さん(関東城辺郷友会長)は「なりやまあやぐコンクールにも、宮古島出身以外の人が出場して会場が楽しい雰囲気になっている」と話し、年々増える〝宮古ファン〟にうれしそうだった。