思いやりの心育てよう/上野小児童
人権の花運動で植え付け
上野小学校(小谷優校長)で5日、「人権の花運動」の植え付け式(主催・宮古島市)があった。同校の児童216人が計440本の花の苗を植え付けた。12月3日予定の開花式に向けて児童自ら管理を担当、思いやりの心をはぐくむ。
植え付け式で、長濱政治副市長は「花は、水をあげて、肥料を与えて、雑草取りをしないときれいな花を咲かせない。みんなで管理してきれいな花を咲かせてください」と呼び掛けた。
小谷校長は「丁寧に育てて、思いやりの心を身に付ける機会にしてほしい」と話し、花を大切に育てるよう児童たちに促した。
この後児童の代表と長濱副市長、人権擁護委員らが一緒にプランターに花の苗を植え付けた。
セレモニーが終わると、全児童が校庭に飛び出して植え付け作業を実施。マリーゴールド220本、サルビア110本、ベゴニア110本の計440本を植え付けた。
6年生の宮国一葉君は「これから縦割り班で管理し、一生懸命世話して開花式ではきれいな花をたくさん咲かせたい」と話した。
児童たちは今後、12月の開花式に向けて全学年縦割りの班ごとに栽培管理を担当。人権の花の栽培を通して人権意識を高める。