出身者と島の発展考える/生まり島・ミャーク大会
第1回生まり島・ミャーク大会(仮称)の設立準備委員会と実行委員会設立総会が6日、市役所平良庁舎で開かれた。島外で活躍する宮古出身者に、ふるさとへ集まってもらい島の発展についてともに考えてもらうことなどを目的に開催する。来年11月5、6、7の3日間を予定している。
国内外で活躍する郷友や、宮古島を愛し、その将来に関心を寄せる多くの人に島に集まってもらう。各種イベントに参加させ、さまざまな提言を受けることで、島の発展について考える機会とするために開催を計画している同大会。今年8月に設立準備委員会(垣花健志委員長)を立ち上げ、委員会設置へ向け準備を進めてきた。
設立準備委員会では、これまでの経過が説明されたほか、下地敏彦市長を大会長とする大会役員と、豊見山健二観光協会会長を実行委員長とする実行委員会の人選案などを提案。採択の結果、全会一致で承認された。
設立総会では大会長に就任した下地市長が「どうすれば宮古が発展するかの意見をもらいながら、宮古出身者の連帯感を深めたいとの思いから開催を決めた。ぜひ成功させたいのでよろしくお願いしたい」とあいさつした。
事務局は、大会主催を生まり島・ミャーク大会実行委員会とすることや大会規約、日程を来年11月5日から7日までの3日間とし、その中でパレードや歓迎パーティー、方言大会やクイチャーフェスティバル、宮古を離れ成功している人たちを集めての会議などを実施するスケジュール案を提示。参加委員からは規約の文言やスケジュールに対し意見、要望が出されたが、基本的内容については原案通り承認した。
今回は設立総会との位置づけのため、来年2月に再度、総会を開き、今回出された意見を盛り込んだ内容をあらためて提案し、承認が得られれば正式決定となる。