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社会・全般
2010年12月15日(水)9:00

ヒレナシシャコガイ捕獲/重さ50㌔

県内天然もので最大級


飼育中のヒレナシシャコガイ=14日、レストラン海の幸

飼育中のヒレナシシャコガイ=14日、レストラン海の幸

 宮古島近海が分布の北限とされるヒレナシシャコガイ(シャコガイ科、学名デラーサ)が13日、城辺東方海域で見つかり、佐良浜の漁師らが引き揚げた。市内の水槽で飼育されており、県は「現在飼育されている天然ものでは、県内最大級」としている。


 飼育中のヒレナシシャコガイの殻にはサンゴが着生し、水深20~30㍍の海底から採取した。重さが約50㌔、殻長約60㌢。

 宮古では、1995年と2000年にそれぞれ1固体が発見された。00年の固体は重さ55㌔、殻長73㌢。熱帯海域に分布するシャコガイ。

 飼育中の長浜司さん(34)は「初めて見たときは、大きいのでびっくりした」と話した。


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